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大阪大学文学部・人文学研究科
インド哲学研究室
教員・スタッフ紹介
堂山英次郎 教授
インド学(ヴェーダ文献研究)/インド・イラン学/歴史言語学
姉妹言語である古インド語と古イラン語諸文献に基づく歴史言語研究、
およびそれらの神話・思想の研究。
「鷲が二羽、一つのくびきに連れ合って、同じ木を取り囲んでいる。その一方はピッパラ(インド菩提樹)の甘い実を食べているが、もう一方は食べることなく、じっと眺めている」―インド最古の聖典『リグヴェーダ』の一節です。何を意味するのでしょう? 答えは幾つあってもいいのです。古文献の解読は学問的な答えを求めるだけでなく、読む者の内面を豊かにする作業でもあります。イン哲の甘い実を食べるのか、それともただ眺めるだけなのか、それはあなた次第です!
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教員情報(大阪大学のページ)
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Academia.edu(研究成果)
経験世界の全ては移ろいゆく無常なもの。故に、何処にも安心出来る場所はない。無常である故に全ては自己ならざるものであり、私という存在もまた例外ではない、と見るのが仏教の基本的な世界観です。その観を徹底すべく修行する僧らは時に我々の常識的理解を逸し、死を目前に、最後に一目、仏陀に会わんと望む僧に対してさえ、仏陀が「腐臭のするこの身を有り難がるとは何事か」と叱責したとの逸話がある程です。常識的な「慈悲」とは程遠い世界がここにあります。
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Academia.edu(研究成果)
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